
毎日、患者様のため調剤室で処方箋と向き合い、スタッフの人間関係にも気を配る薬局長・経営者の皆様、本当にお疲れ様です。
「うちは家族みたいに仲が良いから大丈夫」。そう信じてスタッフに配慮している心優しい経営者様も多いでしょう。
しかし、労務トラブルは「ある日突然」やってきます。
- ベテラン事務員の機嫌一つで、有望な若手が突然辞めていく。
- 奇抜な髪色やネイルに、パワハラを恐れて強く注意できない。
- 「明日から行きません」とLINE一本で退職を強行される。
これらは決してブラック企業の話ではなく、スタッフに優しい「普通のとなりの薬局」でこそ頻発するリアルな事件です。
なぜ悲劇は起きるのか。それは、皆様が「医療のプロ」であっても「労務のプロ」ではないからです。狭い薬局内では「独自のルール」や「経営者の情け」が通じますが、いざ関係がこじれた時、労働法は「良かれと思ってやった」という経営者の善意を一切考慮してくれません。
本連載では、調剤薬局によくある労務トラブルをリアルな物語形式でシミュレーションします。
他所の失敗談を疑似体験することが、最悪の事態を防ぐ一番の「予防薬」になります。物語のあとには、社労士が専門用語を極力使わず「どう防ぐべきだったか」を分かりやすく解説します。
休憩時間などの合間に読み進めていただき、孤軍奮闘する皆様と大切な薬局を守る「お守り」になれば幸いです。。
【エピソード】
- 【第1話】「あの人がいるなら辞めます」若手が次々消える薬局の怪〜お局スタッフと向き合う、職場環境改善の処方箋〜

- 【第2話】インナーカラーを緑に染めたスタッフに「染め直してきて」と指示していい?〜薬局での身だしなみに対する処方箋〜

【第3話】インフルエンザ流行期に「突然の温泉旅行」は許される?〜薬局を崩壊から守る「有給休暇」の処方箋〜(近日公開)
【第4話】「誠意を見せろ!」理不尽な患者に謝罪を強要?〜スタッフを守る「カスハラ対策」の処方箋〜(近日公開)
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